COLUMN

【リノベーションのプロが語る 不動産再生のコツ】
入居者目線で考える「本当に必要な入居者交流会」とは?

2018.12.24

入居企業数1,100社以上の実績から、入居者交流会の目的と開催時のポイントを解説

シェアオフィスの運営を通して、「シェアオフィス=横のつながり重視」と思われることも多く、交流会の方法や頻度、内容等についてのご質問を頂きます。
今回は、40棟以上(テナント1100社)のシェアオフィスをプロデュース・運営しているリアルゲイトの実績から、本当に必要な入居者交流とは何かを解説。シェアオフィスで行われる4つの交流会の種類と目的、開催時のポイントをご紹介します。

物件のオープニングパーティー▲物件のオープニングパーティー

1.入居者募集の為の交流会

オープン直後のみにとどめることが重要で、物件の宣伝やリーシングの為に長期間、あるいは何度も開催してしまうと、ラウンジや共用部が部外者で使えない状態が続き、入居者の不満を生む可能性があります。弊社実績において、イベントの参加者が入居者となったケースは少ない為、世間に与える影響力が大きいインフルエンサーを招待した、オープン初期のイベントのみ実施しています。

 

2.貸主や外部企業等の事業やサービスを、入居者や外部へアピールする交流会

併設するイベントスペース等で実施すれば問題ありませんが、共用ラウンジなどで頻繁に開催すると、入居者や来客者の迷惑となる場合があります。企画当初から動線を分け、防音対策を講じ、適正な頻度と開催場所を考慮する必要があります。一方的な押し売りにならないよう、入居者も楽しめるコンテンツを入れることが重要です。

 

3.入居者同士の交流を深める為の交流会

横の繋がりができ、ビジネスに発展すると考えられることが多いですが、単に開催するだけでは、ビジネス交流にまで至らないのが現実です。リアルゲイトでは物件入居者を招待した、クローズドな交流会を開催する際、入居者による企業アピールやサービス紹介が出来る展示コーナーを設ける、プロダクトの体験ブースを作る、参加企業名簿を配布するなど、ビジネスのきっかけとなる主催者主導の仕掛けづくりをしています。テナントの入れ替わりもある為、継続的な交流会を実施することで、入居者同士も繋がりやすく、防犯やトラブルの軽減に繋がり、運営がスムーズになります。

 

4.物件の垣根を超えた入居者同士の交流会「JOINTHUB」

リアルゲイトでは、100人以上収容できるイベントスペースを併設したビルを、運営・管理しています。そのイベントスペースで、物件の垣根を超えた入居者同士の交流を深めるため、「JOINTHUB」と言う入居者交流会を開催しています。開催エリアや入居企業の特性を考慮し、青山であればアパレルや化粧品などの展示を、渋谷であればスタートアップ企業のPRが出来るブースを、中目黒であればアートやフォト、家具などの展示を併せて行うなど、単なる名刺交換会で終わらないビジネスチャンス創りをしています。

物件のオープニングパーティー▲ビジネス紹介を兼ねた「JOINTHUB」

シェアオフィスは、入居者が快適に働けることが重要な為、交流会は開催の時期や場所、規模やコンテンツ等を考慮し、主催者側の自己満足にならないよう、様々な人が参加しやすくビジネスに繋がる工夫をすることが重要です。結果として入居者の定着率が上がり、ビルの収益安定化を図ることを可能にします。

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